アンダー損さん作 MIA ブルーデスティニー3号機
【RX-79 BD-3 GUNDAM BLUE DESTINY】



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【作品名】
MIA ブルーディスティニー3号機

【拘ったポイント】
もともとは管理人さんのご好意で、
去年に半完成状態の3号機を譲って頂いたのが事の始まりですね。
またとない合作の機会、ということで出来る限り満足のいく形に仕上げるのと、
ベースが陸ガンのためいまひとつだった各部の可動性能を
2NDver〜EMIAレベルまで引き上げることを大目標として作成しました。
…作品と直接の関係はないですが、レジン複製やパーツのスクラッチなど
自分にとって未知の技術をコレを通じて習得することにもこっそりこだわってたり(笑)

【改造箇所、工法】
胸部造形や脚部追加スラスター、アンクルカバーなど
主要な新規造形部分は譲渡時点でほとんど完成されていたので、
残る部分の追加作業、および可能な限りのブラッシュアップに重点を置いて手を加えています。
以下、熾度さんの作業箇所と私の作業箇所共に記載してあります。

●頭部
陸ガンをベースに相違部分をレジンやアルテコで修正。
後頭部のカメラや襟足は別のMIAから流用しています。

●胴体
胸部やミサイルハッチ、ダクトは全てスクラッチにて作成。
バックパックは下側となる1号機の物を作成し、
そこに3号機のものを接続する形にしてあります。

●肩〜腕部
設定に合わせて形状を修正。
ヒジ関節をガンダム2NDから流用して二重化。

●腰
腹部は中央ブロックを切り出して三分割構造に改造。
上下にボールジョイントを仕込み、可動範囲を大幅にアップさせています。
スカートアーマーは設定に合わせて形状を修正、及びヒンジによる全可動化。

●脚部
腿の付け根にはMIAGP01の肩ジョイントを組み込み、横ロールを可能に。
ヒザ関節も同じくMIAGP01から。
アンクルカバー・サイドスラスターは新規に造形。
小さく貧弱に感じた爪先は正中線で分断後プラ板で幅増しし、
全体のバランスを整えています。

●武器・付属品
ビームライフルはMIAと1/144HGジムスナイパーのものをミキシングして作成。
シールドはジムキャノンUの物を整形後GP01シールドの取っ手を移植。
ビームサーベル基部はGFFガンダム4号機より。マシンガンは「ORE-GUN」第一弾から。

ハンドパーツはEMIAガンダムMK-Uの物を加工。
左平手はHGUCジムの物を削り込んで小型化したもの。

●塗装・デカール
Vカラーホワイトでの下地塗装後にラッカー塗料で本着色・シャドウ吹きを行い、
デカール貼りの後Vカラークリア&フラットベースで表面を保護しています。
各部デカールはマイクロドライプリンタでの自作です。

【感想等】
お話を頂いてから早一年余り…
移りっ気な性格が災いしてなかなか作業が進みませんでしたが、
ようやく渡されたバトンを再び届けることが出来ました。
完成してみるとやっぱり細かい部分で反省する箇所がいくつか出てしまうものの、
他人の技術に直に触れながらの製作は非常にいい経験になりました。
他にもレジンの扱い方や複製時のテクニックなど、
色々管理人さんにお世話になったお陰もあって
今作はスキル面でもかなりステップアップできたと思います。
本当にありがとうございました。

【管理人コメント】
元は自分の改造MIA処女作BD2の複製パーツを使って
制作途中だったBD3をアンダー損さんにお譲りして始まったコラボ企画だったのですが、
コンペ開催にあたり参加作品にして下さりました。
ベースのBD3の形状や仕様はBD2と全く同じなので比較して貰えると分かると思いますが、
全く別物に仕上がってます。
造形、可動、デカールに塗装、全て自分が作ったBDを上回ってます。
メールで画像を頂いた時数分間絶句でした…
リベンジと題して再挑戦中のBD2&1の励みになるどころか凹みますたorz
が、ベースを作った本人だからこそ分かる改造差から得られる情報は大きいですね。
腰周りの延長によるボリュームアップとかがっちりした陸ガンから継承される
無骨なイメージの再現等細かいとこまでしっかり手が加えられてます。
あのしょぼいBDをここまで仕上げて(育ててw)下さったアンダー損さんには本当に感謝ですm(__)m
今までいくつかのMIA改造BD見てきましたが最高傑作なんじゃないかと思います!

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